警察官の後ろ姿

交通違反歴があると警察官にはなれない?~元警察官の体験記~

はじめに

こんにちは。筆者の元警察官ウシ子です。(参考までに女性です)

私は2013年、大学生のときに警視庁と地方警察2つの計3つの警察を受験しました。

地方警察のうち1つは通っていた大学のある都道府県、もう1つは自分の地元を受験しています。

また警視庁は4月、地方警察については5月と7月が受験日だったため、日程がかぶりませんでした。

結果から言うと、幸いにもすべて合格をいただき、地元の警察に就職することになりました。

警察官を目指している方は、受験に際していろいろと不安に思うこともあるかもしれません。

10年近く前の話にはなりますが、当時を思い出して体験記を書いてみましたので受験される方の参考になれば幸いです。

※情報が古い部分があるかもしれませんので、その点ご了承ください。

警察官になるためには?どのような試験がある?

警察官になるためには、当然ながら採用試験をクリアしなければいけません。

採用試験は

1次試験(教養・論文試験+体力試験)に合格

2次試験(身体・適性検査+面接試験)

という流れです。

ただし各都道府県で若干の違いがありますので、受験される方はホームページなどで受験要綱を確認しましょう。

《1次試験》

教養試験は、5つの選択肢から1つを選ぶ五肢択一式で、一般常識や数的推理と呼ばれる問題などが出題されます。

筆者はユーキャンの通信講座(大卒警察官用)を受けて勉強しましたが、市販の参考書を繰り返し解くのも良いと思います。制限時間内に問題を解く練習をするのもオススメです。

論文試験は、交通事故防止対策や現在の警察に必要なものなどについて出題されます。

過去には以下のような論文問題が出題されています↓

警察官A
令和3年度第1回広島県警察官採用試験 論文試験
【論文課題】
昨今の激しく変化する社会情勢を踏まえ,今後の警察に求められるものは何か,また
その求めに応えるためあなたが警察官として果たすべき役割とその効果について論じな
さい。

出典:過去の問題・例題(警察官等採用試験) – 広島県職員採用試験情報 | 広島県 (hiroshima.lg.jp)

過去の論文問題がホームページに掲載されている場合がありますので、筆者は文章構成を考える練習をしていました。緊張しやすい人ほど練習をこなしておくと良いと思います。

体力試験は、各都道府県警察で違いがあるようですが、腕立て伏せ、立ち幅跳び、反復横跳び、シャトルランといった項目があります。

試験項目については各警察のホームページに掲載されているので、事前に確認して体力づくりをしておきましょう。

筆者は大体半年くらい前からランニングをしていました。当日は体育館や武道場などで体力試験がおこなわれます。私が就職した地方警察の体力試験では、試験官の方が「頑張れ~」と応援してくださり和気あいあいとした雰囲気でしたが、警視庁の試験はピリピリしていました。

《2次試験》

身体検査では、視力や聴力、色覚(色を見分けられるか)などを検査します。

私が受験したときは、肺活量の検査がありました。あまり良い(?)記録が出なくてガッカリした思い出があります・・・

適性検査は、「クレペリン検査」「YG性格検査」などがおこなわれます。

クレペリン検査とは、横にズラッと並んだ数字の足し算をおこなっていくもので、YG性格検査は120問の心理テストに答えていくというものです。

いずれも受験者の心理や性格などを診断する検査とされています。

個人的な感想ですが、身体検査や適性検査はそれほど気負わずに落ち着いて受験する方が良いと思います。

2次試験で大切なのはやはり面接(口述)試験です。

試験の中でも配点が大きめで、面接によって合否がひっくり返る可能性も十分に考えられます。

●志望理由

●どんな警察官になりたいか

●「○○警察」を志望した理由(その都道府県を選んだ理由)

●趣味はあるか

●最近気になったニュースは

●他の警察を受験しているか

などはよく質問される事項です。

こちらも質問に対する回答をある程度考えておき、協力してくれる人がいれば面接練習をしておくと良いでしょう。(試験の部屋の入り方、挨拶の仕方なども)

志望理由について、筆者は「高校、大学と武道をしており、まわりに警察官になった先輩もいて話を聞くうちに興味を持った」という話をしました。趣味は確か「ドライブ」と答えた記憶がありますが、人となりを見る試験なのでなぜその趣味なのかを詳しく説明できた方が良いでしょう。また警視庁では「他の警察を受験しているようですが、全部受かったらどこに就職しますか?」と質問され、「もちろん警視庁です!」とウソをつきました(笑)。採用側の心理として就職する気がない人を採用したいとは思えないはずなので、たとえ他の警察に合格していても、「受かったらこちらに就職します」というウソくらいはついて良いと思います。

交通違反歴があると採用されないはホント?

結論から言います。交通違反歴があっても警察官になれます!

なぜなら・・・私がその経験者だからです。

実は大学3年生のときにスピード違反で捕まったことがあります。(捕まった当時は、警察官になれないかもしれない・・・とかなり落ち込みましたが)

面接のときにも、「ドライブが趣味とのことですが、交通違反をしたことはありますか?」と質問されました。

内心、やっぱ聞かれたかーーーー!!と焦りましたが、正直に交通違反の経験があることを説明しました。

面接官の方は「捕まってどのように感じましたか?」と聞いてこられたので、「今では大変反省しており、交通違反をしないように注意しています」と答えました。

交通違反歴があるかどうかは警察で調べればすぐに分かるので、面接でウソをつく方が心証が悪くなると考えられます。もし違反をしたことがあれば、正直に答えるのがベストです。

まとめ

警察の試験ではさまざまな項目を採点されます。

警視庁の試験では一般的な教養試験に加えて漢字テストがありました。

また、英語や武道などの資格を持っていれば加点されるケースもあります。

自分が受験したい都道府県警察の募集要項をしっかりと確認することが大切です。


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